FXを始めて2年が経ちますが、まだ勝てるようになっていません。
FXを始めた頃は「こんなの絶対勝てない」「負けるの簡単すぎる」と思っていました。
私は現在FXで40万円ほど負けています。退場経験も2回あります。(証拠金をちょくちょく足すこともしてました。)
そんな私が、まだ勝ててはいませんが、負けないようになってきました。あきらかに以前に比べるとトレードが上達したと思います。
この記事では、私が過去にやってきた「これをやってたら勝てない!」というトレードを紹介します。
負け続けて辛い。という人は今回紹介するトレードをやっていないか確認してみてください。
目次
なぜ勝てないのか?
どうして勝てないのだろう?と分析すると、「勝てる為のトレードができていない」というのが思い浮かびました。
✔︎目先の勝ち負けを取りにいって結局はトータルで負ける
✔︎感情的にトレードしてしまう
スポーツでも勝負事には必ず勝ち方というのがあります。
FX初心者のころは、その勝ち方というものを知らずただがむしゃらにトレードしてしまいます。
それは、勝てる為のルール設定をする。という考え方を持っていないからです。
私が負け続けたトレード紹介
損切りできない
FXあるある代表と言ってもいいでしょう。
損切りできませんよね。
私も損切りできず大負けしたことがあります。
最初は20pipsいった所に損切りを設定していましたが、いざ近づくと「損切りに触れそう!もう少しずらして損切りに触れないようにしよう!」という作業を3度ほど続けます。すると、4度目は「もうどうにでもなれ。戻るまで待とう。」とあきらめモードに入ります。結局私は、「こんな事やっていたら絶対勝てるようにはならない!」と損切りしました。最初の損切りラインは20pipsでしたが、実際損切りしたのは−320pipsでした。しかし一度はこの経験をした方がいいと思います。言葉では損切りしないといけないとわかっているのですが、実際損切りで痛い思いをしないと、損切りするのは難しいです。
リベンジトレードをする
トレードで負けると悔しくなりリベンジトレードしてしまいます。
ついつい熱くなってしまいますよね。
私は、その日の負けはその日の内に取り返すという性格でしたので、ほんともりもり負けていきました。
この対策は、とにかく取り返す精神はやめましょう。一度冷静になって、冷静な状態だったらリベンジトレードと同じトレードをするか?と自分に問いかけるといいです。
ポジションを待ちたがる
ポジポジ病という言葉もあるぐらいです。
とにかくポジションを持っていたいですよね。
ポジションを持っていない時に大きくチャートが動いたら、「あ〜もったいない!なんで買ってないんだ!」となります。
そういう人は、機会損出を恐れています。FXで常に勝ち続ける人などいません。勝てる人は、ターゲットまで待つことができ、そこで期待値が高い方にBET。ひたすらこれを繰り返します。機会損出を恐れずに、自分の間合いに入るまで冷静に作戦を練りながら待ちましょう。
ルールを守らない
最初の設定で、勝ち負けどちらも20pipsで決済する。というルールを設けるとします。
しかし、15pipsぐらい勝っていると、「これ以上は上がらないかもしれないから利食おう!」となり、逆に15pips負けていると「20pipsまであと5pipsあるからそれまで待とう!」となります。最初のルールの20pipsは負けの時しか適用されていません。FXはルール設定をしなくてもトレードはできます。しかし、人間のメンタルはFXに向いていなくて負ける方に有利に働きます。勝ててるトレーダーはそこをちゃんとわかっていて狙ってきます。トレードをする前には、ちゃんとルール設定をしてそれを遵守しましょう。それで負けるのであれば、そのルールを変えていけばいいのです。
なんとなくでトレードする
「なんかあがりそうだし買ってみよう!」こんな気持ちでトレードしていませんか。私はしていました。
これでも勝てる時はあるのですが、利確がすごい難しいです。「投資は利確が一番難しい。」という言葉もあるほどです。
なんとなくでトレードすると、どこまでいったら利確するのか、損切りするのかを決めずにする事が多くなります。
ですので、ポジションをとる時には、きちんと利確や損切り。チャートがこの形を形成したら手仕舞い。というルールをきちんと設定しましょう。
ポジションを持ったまま放置する
エントリーした時に「スイングで持つから5日様子を見よう」という最初から出口を明確にしているなら大丈夫です。
ですが、当初はこのトレンドで30pipsとったら利食いと決めていて、5時間後に−10pipsとします。すると「まだ戻るかもしれないし放置しよ」となります。
トレンドが継続中ならいいのですが、トレンドが転換していた時の勝率はものすごく低くなります。ポジションをいつまで持つか、どこで決済するか。このルールを遵守しましょう。
損大利小のトレードをする
「損小利大」という言葉は聞いたことがあると思います。頭ではわかっているのですが、行動にすることが難しいです。
これは「プロスペクト理論」という人間の心理が働くからです。人間は喜びを感じる感情よりも、悲しみを感じる感情の方が深く心に刻まれます。これがFXにおいてはものすごく悪い方に働き、FXで勝つ事を非常に難しくします。人間には「プロスペクト理論」というものがある。という事を知るだけでもトータルで勝てる確率は上がると思います。
ポイント、ターゲットがくるまで待てない
ポジポジ病。なんとなくトレードの結果こちらになります。勝つ為には、勝ちやすい場所を見つける事が必要になります。しかし、無作為にトレードすると勝てる場所という考え方ができません。解決策としては、自分で勝ちやすい場所というのを見つける事です。とにかく一度自分の間合いを作りチャートが間合いに入ったらエントリーする。という事をやってみてください。厳密にいえば間合いに入った後より期待値が高いポイントでトレードした方がいいです。ですが、そもそもポイント、ターゲットまで待てない訳ですから、まずは間合いまで引き込んでエントリー。そこでトレードした時の成績は今までよりも改善されると思いますので、ぜひ試してみて下さい。
飛びつき買いをしてしまう
チャートが大きく動くとついつい飛び乗ってしまう。ここで乗れないと後で後悔してしまう。と考えてしまいます。
これは機会損出を恐れている事が原因です。
対策としては、機会損出を恐れない事。実際飛び乗りトレードってものすごい難しいトレードです。
そんな難しい場所でトレードするよりももっと簡単な所はたくさんあります。飛びつき買いもやめて、機会損出を恐れることをやめましょう。
証拠金を足す
証拠金が足りなくなり証拠金の追加をしてくださいという通知がきます。
証拠金の追加をしないと強制決済されてしまいます。ですのでついつい証拠金を追加してしまいます。
しかし証拠金を足してもそれがいい方に働いたという人を聞いた事がありません。
ですので、証拠金を足すのはやめましょう。素直に諦めて自分の手で決済しましょう。
スキャルピング
スキャルピングは単純に難しいです。私はこれを続けて勝てる気がしませんでした。
なにより、ずっとチャートに張り付かないといけません。チャートに張り付く事が難しいと思う人はスキャルピングはやめたほうがいいでしょう。
まとめ
勝つ為には負け方を知る必要があります。
この記事では、私が負け続けたトレードを紹介しました。
負け続けたトレードを文字にして分析してみると、感情によるものがほとんどでした。
言い換えれば、感情をコントールすることで勝てるようになり、負けないようになります。
FXで負け続けている人は、今回紹介したトレードをやっていないか確認してみてください。
結構当てはまると多いと思います。この記事の大まかな対策としては以下になります。
✔︎感情をコントロールする
✔︎勝てる為のルール設定をする
✔︎勝てるポイント、ターゲットまで待つ
今回紹介したトレードは、あなただけでなく、私やFXを経験した人みんなが通るべき壁であると思います。
これらの負け経験をするのは仕方がないですが、同じ負け方を繰り返さないことが何より大切になります。
トレードをする前に、同じ負け方をしそうになっていないか確認しましょう。
私はA4の紙に箇条書きして、スマホの待ち受けに設定しています。
簡単に確認できる方法を実施し、同じ負け方をしないように工夫しましょう。
そうすることで負けも少なくなるはずです。